2020年3月11日水曜日

最上小国川流水系型ダム堤体工事

最上町にある最上小国川(穴あき)ダムが20203月に完成します。
 最上小国川は最上川のおもな支流の中で、唯一ダムが建設されていない河川です。
手つかずの自然が多く残り、特に山形県内有数のアユの遡上河川となっています。
反面、急流で水量が豊富なため、豪雨や台風の際は大きな河川災害が 
繰り返し起こり深刻な被害をもたらしてきました

 
治水と環境に配慮した穴あきダム方式を採用し、 
20152月に着工しこの度完成となりました。 
弊社では洪水吐の天井部に高耐久性埋設型枠(SEEDフォーム)が採用されたほか、 
堤体内部の監査路への通路として階段ブロックを納入し 
工期の短縮に協力することが出来ました。

 
 ダム周辺も今春までには整備され、新緑の季節には
 素晴らしい景色が堪能できると思います。
ぜひ、足を運んでみてはどうでしょうか。  
 
営業部 佐藤敏明